祭事

祭事

かるた会

百人一首
詩かるた

茅の輪くぐり
 節分祭(豆まき)


詩かるた


  

詩かるた

 歌カルタの一種で、和歌の代わりに漢詩が使われます。一句が五字からなる句が4句ある唐詩選のうち「五言絶句」74首を「起句」「承句」を一枚「転句」「結句」を一枚とする148枚を激しく奪い合う江戸時代の遊びです。○唐詩選とは中国、明(1168~1644)時代の李欅竜が編纂した唐時代(618~907)の漢詩選集で 五言古詩14首、七言古詩32首、五言律詩67首 七言律詩73首、五言俳詩40首、五言絶句74首 七言絶句165首の計465首を収録。

詩かるたの桑名への伝来

 御祭神の「松平越中守定信公」が奥州白河藩に創設した藩校「立教館」で文武両道を推奨する中で始められたのが室外授業の「打毬戯」と室内競技の「詩かるた」です。文政六年(1823)の国替えによって白河から桑名に伝わりました。
 

競技の仕方

 別名「ケンカかるた」とも云われ、取り札が完全に膝下座布団の下に取り込まれるまで相手を捩じ伏せたり、横取りなど多少荒行事も許されるなどの奪い合いが展開されます。 その意味は「完全に自分の物になるまで油断をすることの無きよう」という教育の趣旨です。 源平に分けて競う団体戦と、車座になって行う個人戦があります。

節分祭


  

 我々のご先祖は、前厄・大厄・後厄を病気に罹りやすく、精神的にも色々な苦悩の多い年齢 「人生の節」であるとしてきました。その厄を払い除けて一年無事生活出来ることを祈るものです。
 
 豆まきは、鬼(厄)を払い除け福を呼び込むものです。 厄除け祈祷のほか、健康で無事長命を祝い祈念する「長寿のご祈祷」と、人生でどうしようもない時期、思いとおりにならぬ時お祓いを受けて開運をはかる「八方除祈祷」などお祓いを受けましょう。
 豆まき(福引景品有り)は、毎年二月三日午後五時より拝殿前で行われます。

茅の輪くぐり神事


 

 古事記や日本書紀などの古い書物文献にもみられるように、七月の土用の入りから大暑まで、 一年で一番暑い時期に、葭で作った茅の輪をくぐることによって無病息災、家内安祥、夏負けしないようご祈祷するものです。
 
 茅の輪くぐり神事は、毎年土用の入りの日午後四時から七時まで神社参道で行われます。